2007年10月8日

ピアノのある風景

CONRAD東京の28階ロビーの風景です。

結婚式にお呼ばれして行ったわけですが、入り口もロビーもチャペルも披露宴もすべて生演奏なのにはびっくりしました。チャペルでは賛美歌などもコーラスでとってもいい雰囲気でした。CDなどで聴ける世界のアーティストのような演奏でなくても、生であるという意義は大変大きいと思いました。歌い手さんの笑顔が新郎新婦を祝福していて演出もまたニクイなあと思いました。

披露宴がジャズでピアノ、ベース、アルトサックスのトリオだったのですが、メンバーが外人だったのには面くらいました。そこまでやるか!みたいな。In Your Own Sweet Wayなんて渋い選曲してくるので思わずMy Romanceをリクエストしちゃいました。

音楽がまだまだ健在であることをしらされて、大変うれしい一日でした。

2007年9月17日

クラシック追加



クラシックのページの追加です。

バッハ:無伴奏ヴァイオリンのソナタとパルティータ
モーツァルト

モーツァルトの作品についても後日紹介したいと思います。

2007年9月16日

技術部アップINFO



Amazon Web Service 商品検索フォームサンプルを技術部にアップロードしました。

ジャズピアノ研究室のサイドバーにニューリリースとトップセールスの広告を掲載していますが、これらはAmazon Web ServiceというAmazonが公開しているテクノロジーを使用したものです。この技術に関する解説などは英語で公開されています。しかも膨大な量の情報になるので、なかなかここから必要な技術だけを抽出してアフィリエイトに役立てるのは困難です。ジャズピアノ研究室技術部では商品検索や特定の商品の紹介に役立つ技術情報を紹介していくつもりですが、今回はその第一段階としてウェブ上で商品検索ができる簡単なプログラムを作成しました。どうぞ役に立ててください。

商品検索フォームサンプルのダウンロード

2007年9月13日

スタンダード追加



I'll Keep Loving You
Gone Again

WIKI de ジャムセッションに2曲追加しました。あまり有名な曲でもないのですが、ジャズピアノ研究室のお気に入りということと、なによりすばらしい音楽なので紹介させていただきました。

ちなみに写真のグランドピアノはアメリカ向けに製造されたヤマハのC3です。Conservatoryとは音楽院などという意味を持ちますが、輸出用のピアノにしか見られないものです。

2007年9月6日

Moonlight in Vermont

最近クラシックに関するアップデートが続いてますが、ジャズのアップデートにも力を入れて生きたいと思っています。今回はバーモントの月というスタンダードナンバー。詳しくはWikiをご覧ください。

http://www.jazzpianolab.com/more/wiki.cgi?page=Moonlight+In+Vermont

ジャズの歌詞を解説するいいブログを発見しました。
http://d.hatena.ne.jp/wineroses/20070221

2007年9月1日

スタンダード追加

WIKIにスタンダードを2曲追加しました。
アルバムのコメントも3枚分追加しております。どうぞご覧ください。

Wiki de ジャムセッション
East of the Sun (and west of the moon)
I'll Remember April

アルバムコメント
ビル・エバンス/Trio '64
ビル・エバンス/続・自己との会話
ハービー・ハンコック/ガーシュインズ・ワールド

2007年8月29日

復活

Wiki de ジャムセッション にマーラーの交響曲第二番「復活」をアップいたしました。Wikipediaやライナーノーツを読みながら聴いて、自分ながらの解釈を作ってみましたが、100年も前の曲だし西洋の賛美歌が歌詞になってるし、なかなか現代人に当時の作品としてそのまま理解するのは難しいです。そこで自分の言葉を並べてみたわけですが、まあ平たく言えばマーラーはロードオブザリングみたいなファンタジー系ですね。ラフマニノフは風と共に去りぬとか…。ジョプリンはスティング。当たり前ですね。

音楽理論もゆっくりですが進行しています。オルタードコードも頑張りますので、よろしくお願いします。

2007年8月21日

オーケストラはいい。

個人的な解釈ですが、夏になると妙な連想からピアノを聴くことを拒みがちになります。

夏→終戦→戦争関連のテレビ番組→戦場のピアニスト(ホロコースト)→夜想曲20番→ショパン→ピアノ→なんとなく憂鬱

この発想に共感してくれる方が少なからずともいるのではないかとおもうのですが、いかがでしょうか。

そんなわけで、ピアノ独奏を聴くのはちょっと…というときに最近重宝するのがオーケストラです。
このあいだから

マーラー 交響曲第二番「復活」
同じく 交響曲第八番「千人の交響曲」
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第二番
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第五番「皇帝」
同じく 三重奏協奏曲
レスピーギ ローマ三部作

などなど…
お〜、いっぱい聴いてるなあ。

オーケストラはピアノと違って音色が豊富なぶん飽きないのがいいです。あと、出来るだけ音量は大きめにすれば、パワーガンガンでかなりすっきりします。

クラシックはちょっと…という方でも、映画のサントラを聴くつもりで、料理や家事をしながらBGMのようにただ流しとくだけでも結構耳に入ってきますよ。

とくにマーラーはおすすめです。1曲で80分くらいありますが、これを聴いただけでロードオブザリングのようなファンタジー映画を見た気分になれます。レスピーギもそんな感じです。

ラフマニノフはロマン派なので、風と共に去りぬとか、情熱的な映画の雰囲気を味わうにはもってこいです。

ベートーヴェンやモーツァルトはズバリ「クラシック音楽」ですが、聴くのを目的とせずただ流しとくだけなら十分癒し系です。

芸術の秋が近づいてますね〜。もう少しオーケストラを掘り下げつつ、今度は室内楽にも手を広げてみようと思います。

2007年8月18日

アナログ音源

マーラーの交響曲第二番を聴いております。「復活」とタイトルのついたこの曲はとても幻想的でスケールの大きい交響曲です。

ジャズピアノ研究室が聴いてるのはレオナルド・バーンスタインの指揮とロンドンフィルハーモニーによる演奏ですが、1970年代の録音のせいか、どうも昭和のテレビ時代劇のBGMに聞こえてしまいます。特に冒頭の弦の演奏にその印象が強いです。

そして管が入るところでは、一気にハリウッド映画の盛り上がりになるようです。全編通してロードオブザリングのようなファンタジー映画を見てるようです。

思えば現代で聴くからこういう印象なのですから、当時の人々はどのような印象を受けたのでしょうか。この音楽がなければ、今日生まれていない作品もたくさんあると思います。

ジャズもそういった音楽のひとつなのかもしれません。

2007年8月17日

掲示板閉鎖のお知らせ

先日、おびただしい数の意味不明な書き込みがBBSにありまして、防ぐスベもすぐには思いつかないし、あまり稼働率も高くないしなので閉鎖することにしちゃいました。

FreeStyleWIKIのプラグインにも搭載されているので、機会があればそちらでの復活も検討してみたいと思います。

2007年8月12日

有機的なデザイン

先日のCSS Niteの講演で、矢野りんさんがデザインとは3つに分けて機械的・有機的・道徳的なデザインに分類させると教えていただきました。

なるほど、サンプルのサイトには曲線がたくさんあったり、斜めに傾けたりといろいろな工夫がこらしてあります。ジャズピアノ研究室もデザインを革新しなくては!!と思い切ってデザインを変えてみることにしました。

パソコンで文字を打つとどうしても直線的なものしか出来ません。タブレットなども持ち合わせていないので絵も上手に描けないし、第一そんなネタをどこから持ってくればよいのか・・・。
まあ色々考えたところで結局は「ピアノ」に落ち着いてしまう発想が貧しい僕。

で、とりあえずグランドピアノのカーブを描いてみて、これをどうサイトにからめるか。

アイデアが浮かばない。立体的にしてみたり、パースをつけてみてもパッとしない。そもそもグランドピアノのカーブ事態に無理があるんだ!

結局平面図になり、象徴的使い方をすることになりましたが、ただグランドピアノが措いてあるだけでは面白くないので、そのカーブにそのまま文字をのせることにしました。最初は18ptくらいでスペース無しで載せたのですが、見づらかったので今の形になりました。自分では気に入っている「ジャズを聴こう。ジャズを弾こう。」を半透明で加えて出来上がり。もうちょっと浮遊感を出したかったのですが、あまりでかすぎてもしつこいと思い今の状態にとどめました。で、コーディングしてみました。

お〜、カーブが加わっただけで大分イキイキしてる感じがします。これではみ出たりすると立体感が加わって生きたデザインになるんだろうな〜。いや、よかった。実践して勉強になりました。

しかし!

右側に大きな余白ができた。

これを有効に使うにはどうしたらよいか・・・

また考えてみようと思います。

2007年8月7日

クラシック追加

Wiki de ジャムセッションの中にクラシック音楽の項目を追加しました。

ジャズピアノ研究室という名前ででサイトを運営しておりますが、もちろんクラシックも大好きです。そして、アフリカと西洋の融合として生まれたジャズにとって、クラシックは重要なルーツであるといえます。

しかしあくまでもジャズのサイトですので、ジャズピアニストに役立つクラシック音楽の紹介として情報を集めて行きたいと思います。

第一弾はショパンのエチュードです。

http://www.jazzpianolab.com/more/wiki.cgi?page=%CE%FD%BD%AC%B6%CA%28%A5%B7%A5%E7%A5%D1%A5%F3%29

2007年8月5日

CSS nite〜プロの言葉

CSSNiteということで、Web制作に携わるプロの皆様のセミナーイベントに初めて参加させていただきました。コーディング、デザイン、ツールの活用、プロトコルのお話、作業効率アップのすすめや、SEO・SMOなど内容はもりだくさん。いやあプロのお話って勉強になりますなあ。ネットでググったりするだけでは得られない情報ってたくさんある事がよくわかりました。

明日の講習も楽しみです。ちょっと懇親会で人に話しかけるのが不得意なので、明日は克服するぞ。

※写真は昨日偶然ライトの下にあった愛車が余りにも美しかったので撮影した1枚。

2007年8月1日

ユーザー登録

徐々にユーザー登録の準備が整っております。

ジャズピアノ研究室は一人で開発しているサイトですので、試験的な運営にご協力頂けるモニターを若干名募集いたします。

モニターを希望される方がいましたら、billevans@jazzpianolab.comまでメールをお送りくださいませ。

少々時間がかかるかと思いますが、随時お返事して参ります。
よろしくお願いします。

サクラエディタ

ジャズピアノ研究室のウェブ制作は100%テキストエディタで行われています。

初代エディタはSpaceEditorというものでした。1つのウィンドウで複数のファイルを同時に扱えるのと、ディレクトリ下のファイルの中までテキスト検索できるのが便利で非常に重宝しておりました。

しかしタグや属性などの色分け表示を活用してもっと作業効率を上げたいと考えるようになり、調査した結果TeraPadを採用することにしました。このエディタは文字コードの切り替えが大変便利で、AmazonWebサービスやGoogleMapAPIなどUTF-8を使用するページの編集などに大変役に立ちました。

残念ながらTeraPadは同一ウィンドウに複数のファイルを開くことができず、プログラム間の行き来が不便だったのと、Windowsのタスクバーがごちゃごちゃになるのにストレスを感じてしまったので、今度はサクラエディタをダウンロードしてみました。

最初はTeraPadと似たような印象を受けましたが、設定により同一ウィンドウでの操作も可能になり、ディレクトリごと検索する機能もついているので大変満足です。

こんな便利なプログラムが無料で使えていいのかしら?是非寄付でもして差し上げたい次第です。
良いプログラムですので、一度お試しください。

2007年7月23日

デザイン改編進行中

なかなか終わらないデザイン改編ですが、余暇を利用しながらコツコツと進めおります。

今回はビル・エバンス研究室の作業をしました。8割方完了しております。

音楽理論のページにも3和音の話題が追加されております。

今後ともよろしくお願いします。

2007年7月11日

まだまだデザイン改編

データベース部分の改編はおおよそ終了したので、今度はWIKIセッションのデザインにとりかかっています。とはいっても基本のデザインは決まっているので、XHTML+CSSに移行するだけなんですけどね。これでファイル内の無駄なタグ要素や属性が一掃されているのでとってもすっきりです。軽くなったとのご指摘もいただきました(^O^)。

ところでWIKIセッションとはジャズピアノ研究室が独自に思いついたネーミングです。WIKIというコンテンツ持ち寄り型のCMSを採用することで、ネット上のジャズミュージシャンの皆様が持っている知識やノウハウを「セッション」していただきたいという意味です。実際のオープンはもう少し先になりますが、より多くの人に気に入っていただけるとありがたいです。

無音鍵盤

グランドピアノの鍵盤はアクションと一体になっていて、写真のように引っ張って出すことができます。これを取り出してテーブルの上においても鍵盤は通常のピアノのように動くので、ふと無音鍵盤というものを思い出し遊んでみました。

ぽろぽろいじっていると、なんだか楽しくなって来たので曲を弾いてみることにしました。

まずは課題曲のバッハのシンフォニア。おお結構楽しいじゃないすか。ではついでにドビュッシーの子供の領分から、グラドゥス・アド・パルナッスム博士。この曲、いつも同じところで間違えるんだよなあ。ああ、やっぱり間違えた。え?音は出てないのに?

なんか自然とそんな感じがするのがおかしかったです。ピアノのニュアンスとかがよく現れてる気がしました。手の感触でしょうか。不思議なものです。

昔まだ電子楽器がないころは、ピアノ教室やコンサート会場で待機中の練習用ピアノとして、弦を抜いた音の出ないピアノというものがあったそうです。生徒はこのピアノでイメージトレーニングをしながら自分のレッスンまでの時間を過ごしたそうです。

現在でも持ち運び可能な無音鍵盤が製造されていますがなかなか高価なものだそうです。ベーゼンドルファーとか高級ブランドだった気がします。ググってみたけどありませんでした、残念。

でもこんな音の出ない鍵盤弾いて喜んでるなんて、ハタからみたら狂気の沙汰ですよね。このときは真剣に「ああ俺って本当にピアノ好きなんだな」ってナルシストしてました(^^ゞ。

ちなみに写真はグランドピアノの鍵盤を半分出した状態です。なんかおそ松くんのイヤミの出っ歯みたいでかわいいです。

2007年7月10日

デザイン改編(進行中)

ジャズピアノ研究室のデザインを大幅に改編しています!

これまでテーブルによるデザイン中心だったのに対し、今回はXHTML+CSSにフルモデルチェンジしております。

また、デザインに加えてメニューにも変更を加えてユーザビリティ(利便性)の向上にも努めております。

さらに、この変更を機にユーザーによるジャズピアノ研究室への参加を実現させます。詳細は後日発表となりますが、大まかには、ユーザーによるアルバムの登録、変更。WIKIへの参加、ユーザー同士のコミュニケーションが可能になります。

ますますみなさまに活用していただけるサイトを目指してがんばります!どうぞお楽しみに!

2007年6月29日

ニューリリース!

AmazonWebサービスを使用したニューリリースを加えました。これにより、ジャズピアノ研究室でいつも最新のジャズアルバムをチェックすることができます!

2007年6月22日

アーティスト別ランキング

アルバム詳細のページに、そのアルバムのリーダーだけにしぼったアルバムランキングを追加しました!

例えばジャズピアノ研究室でビル・エバンスの「ワルツ・フォー・デビー」のアルバムにアクセスすると、左側のサイドバーにビル・エバンスだけのトップ10セラーが表示されます。

マイルス・デイビス、オスカー・ピーターソン、ハービー・ハンコック、チック・コリア、キース・ジャレットなど、有名アーティストのランキングを見るだけで意外な発見があります。どうぞお試しください!

2007年6月19日

供給し続けるエネルギー

長いことサイトの運営をしていますが、更新し続けるっていうのは大変なことだと常々感じます。

吸収した音楽を文章にして配信するには自分のエッセンスがないとおもしろくならないと思います。ライナーノーツや雑誌のコピーを真似するただのコピーではいけませんからね。しかしより多くの人の理解を得るだけの文才が必要なところはどうしようもなく難しいです。

文字以前に音楽に感動しなければ言葉も生まれて来ません。ただ聴いているだけでは、音楽を記憶できても解釈できていなければ評論も出来ないのです。それだけ集中してすべての音符とフレーズ、曲の構成、演奏家とその背景、録音にまつわるエピソードなどの要素も含めた上で聴いてこそ論評の準備が整ったと言えると思います。
マイルス・デイビスは、自身の「いつか王子様が」というアルバムが評論家たちに低い評価をつけられ激怒しました。評論家の誤解がもとだったので後ほど訂正され、今日では名作となっていますが、当時のマイルスは「音楽は聴く人が自由に感じてくれればいいことで、一部の評論家に定義されるべきではない」と反発しています。まったくそのとおりなのですが、やはり最低限の情報は流通させた方が良いので、批判することなく紹介することは必要だと思います。

また、ジャズピアノ研究室のコンテンツが本のように文字の羅列だけではウェブサイトとしては魅力に欠けるので、機能をフルに活かしデザインも大切にしなければなりません。四方八方手間かけるところはたくさんありますね。

いや、そこがおもしろいところであり、また励みになるところだと思うんです。そもそも当初言われていたのインターネットの利点が「誰でも世界を相手に自分をアピールできる」にあったと思うんです。初めは自己紹介のページだったり、日記などが主流でしたが、ブログなど技術の進化によりアフィリエイトや作品の発表の場など様々な目的で自分の意思表示が出来るようになっています。

ジャズピアノ研究室もゴタブンにもれず、小さな情報サイトではありますがアクセスしては楽しんでくれる方もいます。だからもっと頑張ってもっと楽しんでもらえるコンテンツにしようという活気も湧いてくるのです。

ちょっと弱気になりそうだったので自分を励ますために書いてみました。

ようやくわかってきたAWS

http://xml-jp.amznxslt.com/onca/xml?Service=AWSECommerceService&AWSAccessKeyId=1T5DF5CAWG9JCTFSSGG2&AssociateTag=pianohouse-22&Version=2004-10-04&Operation=ItemSearch&SearchIndex=Music&BrowseNode=562052&VariationPage=1&Availability=Available&Condition=All&MerchantId=Amazon&ItemPage=1&Sort=salesrank&ResponseGroup=Small%2CRequest%2CItemAttributes%2COfferFull%2CImages&ContentType=text%2Fhtml&Style=http%3A%2F%2Fwww.jazzpianolab.com%2Fjazz%2Fitem%5Fs.xsl

ここをクリックすると上記のURLへジャンプします。実はこれ、Amazon Web Serviceを使用したジャズの人気ランキングなんです。このURLの中にいろいろなパラメーターを設定してページを動的に取得します。同時にスタイルシートを併用してデザインも自由に設定することが出来ます。

まだまだ駆け出しですが、これを自由に使いこなせるようになるとジャズピアノ研究室もさらに充実してくると思われます。頑張るぞ!

2007年6月15日

愛の調べ

19世紀の作曲家、ロベルト・シューマンと、妻のクララの愛を描いた「愛の調べ」。初めて白黒映画を観ました。演奏自体はルービンシュタインによるものだそうで、音質からして1940〜1950年代の作品と思われました。

現代のCGによる映像美を主体とした映画とは違い、それぞれのキャラクターの役割がしっかりしていて、観ていて楽しかった(^O^)。歴史的事実に基づいた映画ですが、以下はネタバレ。

なかでも良かったのは、リストのリサイタルのシーン。リストによるシューマンの曲の編曲が派手すぎると、挑発的な態度に出たクララ。妻となり母となったクララは、あくまでも家庭を大切にした女性でしたが、それでもピアニストとしての情熱を秘めていたことが素晴らしかった。リストも、クララの評価に憤慨することなく、それでもシューマンのオペラを推しシューマンの成功の立役者となった。いかにシューマンが才能豊かでリストほどの実力者に尊敬され、またクララに愛されていたかを強調していたかと思います。

それだけ恵まれていたシューマンに訪れた悲劇がかわいそうでした。残念ながらシューマンは心の病を患い他界しますが、クララはブラームスに求婚されてもシューマンへの愛を貫き、生涯をシューマンの作品の編纂と演奏活動に費やすのです。

以前別の資料でクララとブラームスは不倫関係にあったと見たので、この結末はとても嬉しいものでした。愛だなあ〜って映画です。

2007年6月11日

Amazon Web サービス

日ごろこのサイトを更新するに当たって、「もっと動的に、もっと自由に」を目標にしていますが、データベースの更新をもっと簡単に出来ないものだろうかと考えていました。

簡単に、ということは、入力の量が少なくなるのが理想的で、サイト内での検索やアルバムの一覧作成に必要ない情報は入力せずともすまないものか。Amazonのサイトには豊富な情報が収められているので、例えばそこからXML形式で引っ張って・・・。

こんなヒントをくれたのはamzlshさんAmazonの商品を、ページの内容に応じて自動的に選んでくれるFlashガジェットというものです。なんとかっこいいものを作る人がいるのだろうと思いましたが、調べていくうちに以外に簡単にAmazonのデータベースにアクセスできることを知りました。

XML→XSLT

RESTという方式で、URLに必要なパラメーターを指定するだけでAmazon内のデータベースから情報を取得できる。ということで早速試しました。手順としては、

1.AmazonアソシエイトIDを持っていることが前提
2.Amazon Web サービスに登録しAWS Access Key IDを取得する
3.後はURLを作成するだけ

これらの手順はITメディアさんの記事が大変参考になりました。以下URL参照のこと

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0501/17/news004_5.html

しかし!

それだけでは不十分でした。確かに情報は取得できますが、ブラウザ上で表示するためにはXMLをHTMLに変換しなければならない・・・。XSLというやつですが、いかんせん使ったことないので困った・・・。やっとここまでたどり着いたのに、実用化への道のりは長いです。

勉強することしばしば、ようやく以下のサンプルまでこぎつけました。
リンクをクリックすると、画像と値段だけが表示されると思いますが、これはデータベースにないものを補う目的のためです。必要に応じてもっと自由にページを作れます。

ジョシュア・レッドマン「Back East」

Amazonアソシエイト・プログラムにはおまかせリンクとか、色々なリンクが用意されていますが、このWebサービスを使うともっと色々な方法でリンクや関連商品の紹介が作れるようになりそうです。

なかなか先行き険しいですが、楽しくなりそうです。
今後の進展にご期待ください!

2007年6月9日

U7H

かつてミケランジェリが来日したときにヤマハが宿泊先のホテル(確かオータニ)まで運んで貸し出したというU7H。ゴージャスな外装に加え、内部は全弦アグラフ採用、高級ハンマー、象牙鍵盤(写真は違う)…。いい音するなあ。全体的に安定してるし、スティック(押した鍵盤が戻らないなどの湿気による非潤滑障害)やフェルトの虫食いがあっても衰えを感じない。

現行のピアノにSU7という高級アップライトピアノがあるけど、これはその前身みたいですね。

ピアノって作ろうと思えば良いものができるものですね。フルコンサートピアノくらいまでいくとメーカーの顔にもなるピアノだからコスト考えずにとことん良いもの作るけど、アップライトは市場に合わせて設計しなきゃいけないところが泣き所ですね。

まあ、アップライトピアノそのものがコストパフォーマンス目的で開発されたっついう出発点があるから仕方ないです。

2007年6月4日

キース・ジャレット

カーネギーホールコンサート…数ヶ月前に購入
東京ソロ2002…先日購入

キース・ジャレットのピアノの奥深さにはいつも驚かされます。その都度ピアノの前に座ったときに思い描いた音楽をそのまま演奏する即興演奏にこだわったスタイルはジャンルの垣根をこえて、まるでキース・ジャレットというジャンルを作り上げているようです。

彼の演奏は他のジャズピアニストと比べるとポリフォニックな演奏が多いです。普通ジャズを含む多くのポピュラーピアノはモノフォニックと言ってコードが織りなすハーモニーの上にメロディが乗っていたり、またはあるメロディにコードが色付けしてハーモニーを生み出す形式が主です。しかしキース・ジャレットの場合は、一つのメロディがあって、それを取り巻く独立したメロディが絡み合って一つのハーモニーになっています。

このポリフォニックという手法は音楽の原点で、ヨハン・セバスチャン・バッハが確立させたもので、鍵盤楽器のために作曲された作品では最大4つのメロディが同時進行します。つまり2つのてで4パートのアンサンブルなのです。そしてキース・ジャレットの場合はこの複数のパートそれぞれが即興演奏でアドリブなのです。

キース・ジャレットもバッハを好んで演奏し、平均律クラビーア曲集やゴールドベルク変奏曲などの録音を発表しています。多分この影響が彼の即興演奏に反映されているのでしょう。

もちろん彼のピアノの美しさは彼の演奏そのものが素晴らしいからだと思います。今回東京ソロのDVDを見てようやく理解しましたが、脱力した両腕は本当にしなやかで、同作品のパート2dやアルバム「Melody at Night, with you」などのいわゆる癒し系の演奏はこの洗練されたタッチから生まれるのだろうと納得せざるを得ません。

よくビル・エバンスの影響を受けたピアニストの一人としてキース・ジャレットの名前があがりますが、当の本人はLetter From Evans誌のインタビューでそれを否定しています。ピアノトリオに力を入れている点ではエバンスと共通しますが、ソロピアノではキース・ジャレットは完全にオリジナルです。そのスタイルがこれからどのように進化していくのかが非常に楽しみです。

2007年6月2日

ノラ・ジョーンズのビデオ公開中!

Amazon.co.jpにてNot Too Lateのビデオが公開中です!

演奏している曲は「Rosie's Lullaby」というちょっとブルージーな曲です。ノラ自身がフェンダーローズを弾き語りでとっても味があります。ビデオのすぐ上にスペシャルコンテンツとあります。こちらは彼女の生い立ちやプロフィールがごらんになれます!

と今回の投稿の目的は、アルバムの宣伝をすることもあるのですが、同時にAmazon.co.jpのアソシエイトプログラムにある商品プレビューという新しい機能の実験でもあります。
上の「ノラ・ジョーンズのノット・トゥ・レイト」にマウスのポインターを持っていくと、ポップアップウィンドウが立ち上がり、アルバムの詳細を見せてくれるそうです。

もし良かったら試してください。

2007年5月30日

はなわくん

またしても目の錯覚(?)ネタ(^O^)です。

写真は修理中のとあるピアノの部品ですが、誰かに見えません?ちびまるこちゃんに出てくるはなわくんです。あの特徴ある髪型が見事です。

はなわくんがまるこちゃんのおうちに初めて遊びに来たとき、まるちゃんの父親を見て「ヘ〜イ、アンクルヒロシ」と言ったときのことを思い出してしまいました( ̄▽ ̄)。

2007年5月29日

RSSリーダー

最近ジャズに関する素晴らしいブログにお目にかかる機会が増えました。ほのぼの日記系からマニアック系まで様々あります。その数もだんだん増えてきてそれぞれ定期的に巡回するよりはリーダーを導入したほうが効率が良いのではとGoogleリーダーを最近ホームページに設定しています。

メインのブラウザのFireFoxを立ち上げると、メディア各社のニュースやお気に入りブログの新着が自動的にリストアップされます。こんな便利な機能があったんですね〜。

時間にも余裕が出来たので、訪れたブログは何らかのコメントを残すようにしました。どんな記事でも読めば何か感じるはずなので、些細なことでも迷惑にならない程度に感じたものを形に残したいのです。自分のブログやサイトでもコメントや意見を残して貰えるとうれしいですから。

あとはトラックバック機能がついていればbloggerさんも申し分ないんですけどね〜。クリボウさんのブログでも調べてみようかな。

2007年5月26日

トリオ・モンマルトル

ニルス・ラン・ドーキーのピアノは落ち着きますね〜。デンマークとベトナムのハーフだそうですが、パリに長く住み、ボストンやニューヨークでも活躍したそうです。

フランスといえばミシェル・ペトルチアーニも有名なピアニストですが、優しく鮮明なタッチはどこか共通点があるようにも思えます。

「カフェ・モンマルトルからの眺め」はフランスの歌曲を多く集めたアルバムですが、中にはブルース・ア・ラ・モード(ブルースではないですが)のようなファンキーな曲もあります。まさにカフェで聴きたいアルバムです。

フリージャズ

ジョン・コルトレーン氏の「Live in Seattle」を聴いています。10年前にこのCDを購入したときは、訳がわからず一回聴いてお蔵入りしてしまいましたが、久々にプレーヤーでかけてみると違う音楽に聞こえて楽しいですね。

特にBody And Soulは白熱でした。ワン・ベースラインに乗っかったコードの動きが印象的でした。フリージャズの中にも彩りってあるんだ、と思いましたね。ある論評に「フリージャズは否定するばかりで何も生まれなかった」と言ってましたが、十分世界観はあると思います。

コルトレーンのフレーズにもモチーフの展開等があって、インプロヴァイザーとしての年輪を感じさせてくれました。マッコイ・タイナー氏のピアノも音楽的要素をたくさん含んだ内容の演奏です。激しいパワーで圧倒されました。2枚目のEvolutionの冒頭は、3管の掛け合いがモロにハーモニーを無視したものでしたが、ダイナミックやピッチを加減しながら一つの「音楽」を作り出している感じがよかったです。

マイルス・デイビス氏がフュージョンへ向かって進んでいる間にコルトレーン氏はフリージャズへ。互いに道は違えど革新的に音楽に取り組んでいたのでしょうね。そんな印象をもったアルバムでした。

2007年5月22日

新譜情報ブログ!

サイト更新の情報集めをしておりましたら凄いブログを発見しましたのでこちらでご紹介いたします。URLの下のコメントは作者様によるものです。

どちら様も紹介の内容がとても細部にまでわたっていて、相当研究されているのがわかります!
ジャズピアノ研究室がアルバムに寄せているコメント文がとても小さく見えてきます・・・。
勉強させていただいております。
どうぞ皆様も参考になさってください。

Jazz&Drummer
http://blog.goo.ne.jp/narymusic
ジャズ、フュージョンの新譜や好きなドラマーのことなど音楽100%、勝手気ままに書いております

雨の日にはJAZZを聴きながら
A journey looking for precious jazz to a New Land...
http://blog.goo.ne.jp/crissmorgan

ジャズ新譜ナビゲーター・ブログ
聴いたジャズ新譜の感想を中心としたブログです。
http://blog.goo.ne.jp/goonakatatu

顔に見える?

写真はアップライトピアノの一部ですが、赤い部分が顔に見えませんか?

赤い裸で突起物は鼻、目はヘルメットのようなものをかぶっていて陰になっている、という設定です。

自分だけかな…。

2007年5月21日

ボサノヴァ

アントルポというカフェでライブがあったので見にいってきました。

ボサノヴァ。いいですね〜。ボサノヴァというと、坂本龍一。坂本さんはボサノヴァが好きだそうで、1994年に発表したSweetRevengeというアルバムは大々的にボサノヴァの要素を取り込んだアルバムだったし(余談ですが、このアルバムに参加していたテイトウワ氏は、この直後に発表したFutureListeningというソロアルバムで同じようにボサノヴァをとりいれましたが、CMなどに起用された数が皮肉にも坂本氏のアルバムより多かったです)、最近ではCASAというアルバムでジョビムの曲を多数カバーしてました。

ですから、この女性アーティストさんのピアノ演奏を聴いたとき素直にそれを思い出したのです。
声質がはっきりしていて、とても聴きやすいボーカルと落ち着いたピアノ演奏がよくマッチしてました。弾き語りもいいなあ、と思いました。

ギターもかなりいい味出してましたね〜。ピアノとギターは弦楽器同士で音の性質も似てるからあわせるのが難しいとは思うのですが、高音部でのオカズとかピアノとのバランスの調整が素晴らしかったです。

人の演奏を聴くと良い刺激になります。次のライブも楽しみです。

2007年5月20日

本物の演奏家

昨夜近くのホテルまでジャズの演奏を聴きに行きました。知人に「いいピアニストいるよ」ってすすめられたので。

バーカウンターに座っていたので、「あの、○○さんのおすすめで来たんですけど」と声をかけると朗らかな方で「まあ座りなさい」と言っていただきました。

キミ、どこから来たの?なんて話をちょっと交したあとすぐ演奏の時間になったので、一人カウンターで演奏を聴くことに。

う〜ん、プロの演奏家はやはり違いますね〜。結構調律の狂ったピアノでしたが、そんなマイナス要素を吹き飛ばすような音を聞かせていただきました。タッチがしっかり制御されていてBGMらしく会場を飲み込むこともなく、しかし小さすぎて空振りしてしまうことなく見事にピアノと一体化した演奏ぶりでした。

さらに驚いたことに、アドリブ、テーマのどれをとっても、複雑なことはあまりしていなかったのです。速弾きなどはあまりなく、強弱の使い分けやリズムで演奏に色付けしている印象のほうが強かったのです。ふだんCDで聴くような派手な演奏よりも、ただきれいな音、心地よさにこだわった演奏でもありました。それでいてジャズファンも喜びそうなフレーズや展開がふんだんに使われていたのはサービス旺盛だからなのでしょうか。いや、気配りというよりただただ才能なのか…。

ピアニストも立派なサービス業なのでしょうね。曲をリクエストしてもらえるならまだ目標も見えやすいでしょうに、なにもない会場なら空気を読んで会場が暖まるような演奏を組み立てていかなければならないでしょうし。今日のピアニストさんはそれを見事にこなしてたように思います。

いや、本物のプロの演奏が聴けて楽しかったです。

2007年5月18日

残念!断念?

ジャズピアノ研究室のアルバムデータベースをユーザー参加型にしたいと考えています。アーティストやジャズスタンダードのページはFreeStyleWIKIという、いわゆるみんなで内容を充実させていこうよ、というシステムも導入していますので、仕組みは出来上がっているんです。

はいそれよ、と始めるのは簡単ですが、この仕組みを見たユーザー様が「参加したい」と思うような魅力を添えなければいけない…。ビジネスモデルというものですね。

ジャズピアノ研究室始めるアマゾンアソシエイトプログラムに参加しているので、ユーザー様が独自のアソシエイトIDを使用して参加すれば、みんなが収入を得られるというのはどうだろう、と思い、一応問い合わせてみたところ答は不可だったし…。

難しいですね〜。

更新

チック・コリア氏のアルバム含む、5枚をアップしました。早く自分のコレクションだけでも終わらせないと、本当にこのサイトでやりたいことが出来ないので頑張りたいと思います。

写真はとあるライブハウスの風景です。

2007年5月11日

うれしいこと

最近ジャズピアノ研究室の更新が滞ってますが、日々ジャズを聴いております。

本職でも毎日ピアノに触っておりますが、この写真のピアノはかの有名なチック・コリア氏がアルバム「Now He Sings, Now He Sobs」のジャケットで演奏しているピアノと同じモデルなんです。

ヤマハのC3Bといいます。あちらの外見は茶色なので、黒いこのピアノとは見た目が違いますが、中身は全くいっしょです。コリア氏がこのアルバムを発表したのが1968年。現在でも良い音しますよ〜。

しかし日本のピアノを海外の有名アーティストが使っているのを見るとうれしいですね。クラシックでは、あのグレン・グールド氏が最晩年に使用していたのがヤマハで、いまでもどこかのホールに展示されているそうですね。

2007年4月22日

デザインパワーアップ

XHTMLとカスケードスタイルシートによるデザインの改編をしました!

いままではすべてテーブルで区切っていたのですが、一応時代の流れにも乗っておかねばということで、先日他のサイトを制作する際に初めてトライしてみたのです。

するとどうでしょう、これまでの自分のウェブデザインに関する考えが結構根底から覆ってしまったのでした。ボックスって考え方も初めて知ったし、ボーダーやら背景色やら…、おお、HTMLってこんなに楽しくなるんですね〜。やりながらウキウキしてしまいました。

まだ完全ではないですが、少しずつ手を加えていきますね。

あと環境がWindowsXPのIE6とFireFox2.0のみなので、もし不具合を見つけた折りにはお知らせ頂けると助かります。

え?Linux?いや〜ハッハッハ(^^ゞ…。

2007年4月21日

スタンダードを調べる

ジャズスタンダードについての情報を集めるって結構大変です。スタンダードの多くは1930~1940年代に世に出たものが多く、その殆どが当時のアメリカのエンターテイメントで主流だったミュージカルのようです。その後映画やテレビの音楽も採用されていますが、時代の流れとともに新しい曲が少なくなっていきます。(ちなみにハービー・ハンコックがNew Standardというアルバムを発表した際に、時代の流れとともに音楽的にジャズに合うものが少なくなっていったのも事実、とジャズ・ライフ誌のインタビューで述べていました)

ネットで調べるのが大半なのですが、資料があまり多く残っていないので大変です。

Great American Songbook


でも買おうかと考える今日この頃です。

2007年4月20日

思ってたより…

しょこたんぶろぐっておもしろいですね。

2007年4月14日

Baby, It's Cold Outside.

ジャズスタンダードのページにとりあえず自分が好きなスタンダードを並べて、気になった曲からいろいろ言葉をつけていくという手法をとることにしました。そうしたら集まった曲が(たったの?)100曲程度だったのはちょっと寂しいです。

ユーザーIDとパスワード発行してくれたら参加してみたいという方、いましたらご連絡下さいm(__)m。

で、今回はタイトル通りBaby, It's Cold Outsideについてふれてみたわけですが、この曲は歌モノで一番好きな曲です。ジャズのラジオチャンネルでひたすら録音しまくっていたときにたまたまキャッチした曲でした。曲のタイトルのように寒い季節でもありました。

そしてこの曲は、唯一歌詞を耳コピした曲でもありました。当時はインターネットもなく、この曲を収録したアルバム自体がCDでは廃盤だったので、歌詞を探すのに苦労した末の耳コピでした。歌い手はレイ・チャールズとベティ・カーターでしたが、レイ・チャールズ氏の伝記映画公開時にこの曲が再び日の目を見たときは神に感謝したものです(レイ・チャールズ氏の他界直後で不謹慎ですが…)。

自らコピーした歌詞だけに内容も勉強になりました。古き良きアメリカの1ページだなあと感慨深いものがあります。カーター氏の声の甘美さと曲全体の雰囲気が大好きで今でも私のベストナンバーです。

個人的なことなのでブログに記しましたが、おすすめですのでぜひ聴いてみて下さい。

2007年4月9日

Linux導入

Linuxを導入しました。お勉強のためです。

今後のジャズピアノ研究室の発展にはPerlの勉強が不可欠!ということで本を購入したくだりは前回お話ししました。その本の冒頭部分を読んでみると、Perlを勉強するにあたっては、WindowsにもMacintoshにも開発環境は用意できるので、必ずしもUnix系である必要はないとありました。

話は飛びますが、2007年に入ってWindowsVistaが発売されたとき、メディアがこの新しいOSを取り上げました。あるニュース番組の特集では、コスト面からLinuxを導入している市役所があることを紹介しました。外部との互換性が問題点であることは否めませんが、公的機関で採用されるほど優秀なOSに発展しているのです。

7年ほど前、PowerMacG4を所有していた頃にLinuxPPCというものに挑戦したことがありました。(余談:あの頃の回線はISDNだったので、CD1枚分約650メガバイトのインストールディスクをダウンロードするのに36時間くらいかかったのを覚えてますが、現在は1時間もかからないんですね。時代は変わるものです。)100%GUIでコンピューターに親しんできた自分にはコマンドラインによる操作が新鮮で楽しかったのを覚えています。
以上の要素が原動力となって、再びLinuxの導入に踏み切ったのであります。

では実際の導入についてはまた次回…。

2007年4月7日

XHTML

最近はジャズピアノもさておき、コンピューター関係の勉強意欲がわきまくって本を2冊も買ってしまいました。ジャズは毎日のように聴くのですが、凝り性なもので一度はまるとどうも…。ピアノも弾きたい(-_-;)。

で、買った本の一つはスタイルシート、もう一つはPerlの本です。

スタイルシートはかなり勉強になります。今までも使ってたけど、classやidやボックスは初めて。これなら大幅なデザイン変更も簡単にできそうです。ジャズピアノ研究室のデザインも変更が必要な点が多々あるのでこれからはスタイルシートをフル活用していきたいと思います。

Perlはこれから。まだ読んではいないけど、すでにあるサンプルプログラムをいじるところから始めるという内容なので、実用的で難しくなさそうなところが買いでした。将来的にはリレーショナルデータベースにグレードアップさせたいのですが、そのときは自力で頑張りたいです。

さあて、今夜はLINUXのインストールでもやろうかね〜。

2007年4月3日

JPL携帯版作成中!

最近どうもコンテンツの充実よりも技術機能の搭載に力を入れてしまっていますが、その勢いは止まらず、ついに携帯版の作成に着手してしまいました!

以前からAmigoDatabaseFreestyleWikiが携帯に対応するであろうことは予測していましたが、今回導入しました掲示板が携帯端末にも対応することから話を進めようと考え始めたのです。

技術的にはなんら難しいことはなさそうなので時間はかかりそうですが、地道に進めていきたいと思います。

それよりもコンテンツの充実にはもっと努めていきたいです(^^ゞ。

2007年3月28日

掲示板始動!

実質はまだリンクもはっていないので未公開なのですが、今度ジャズピアノ研究室に掲示板を設置しようと模索中です。

最近このサイトが他のブログ様のコメントにリンクされたり、お褒めメールを頂いたりなど、嬉しい出来事があったことから少し自信がついたわけですが、時期を見誤れば何の投稿もない寒い掲示板になりかねないのでちょっと悩んでいるのでもあります。実際、このブログもコメント頂いたことないですし…。(言い訳ですが、このブログはジャズピアノ研究室の更新履歴なのであまり力を入れてないのもありますけどね。あとGoogleユーザーではないのでコメントできなかったとメールを頂いたことがありますが、そんなことはありません!コメントする際に「匿名」を選んで頂ければ投稿できることがわかりました。)

今どきはWEB2.0というスタイルでコンテンツはみんなで作るのが主流なようで、WikipediaさんやAmazonさんはこれで膨大な情報を作りあげています。今更ながらジャズピアノ研究室も時流に乗ってみたいと考えたわけです。そもそも音楽への感想というものは人それぞれ千差万別なのですから、いくら管理人の私が頑張ったところで自己満足の範囲内ですから、より多くの人にこのサイトを楽しんで頂くには皆様の内なるジャズへの情熱をぶつけていただかないとビジターの方も満足できないと考えたわけです。

その第1弾が掲示板というかっこうになりますが、事が良きに進むのであれば直接データベースの編集をして頂いたりするのもよいかと考えています。そのためには少なくともマイコレクションを登録し終えなくては…。まだまだ道のりは長いです。

2007年3月22日

特集ページの更新

ジャズピアノ研究室とはいえ、ジャズ以外にも好きな音楽はたくさんあります。そこで特集ページを使っていろいろな音楽も紹介できるスペースを設けました。

第1弾は日本が誇る世界のYMOと、第2弾はフランス音楽の新古典主義ともいわれたフランシス・プーランクのピアノ作品集です。

ぜひお楽しみください。

2007年3月20日

教会のピアノ

今日は教会でお客様のピアノを調律してきました。古いピアノですが、このように大切に使っていただけるとこちらもやりがいがあります。

YMO特集!

先日YMORYDEEN79/07についてこのブログで少々触れましたが、ようやくYMOのアルバムを紹介するページをつくりましたので紹介します。

紹介するのは再結成時を除くオリジナルアルバムのみ。ベスト版ライブ版は省きました。オリジナルアルバムのほうが圧倒的に内容が濃いので。パブリックプレッシャーの中にはRadio Junkなどのオリジナル曲も含まれますが、どうもライブでの生放送的演奏は物足りないような気がするので・・・。

ともあれ、YMOは素晴らしいです。必ず聴いて欲しい音楽です。

ジャズピアノ研究室特集ページにあるのでご覧ください!!

2007年3月19日

ようやく100枚・・・


このサイトを立ち上げて5ヶ月・・・。やっとこデータベースへのアルバム登録枚数が100を超えました。長い道のりでした。でもまだ半分もいってないです。最近クラシックを聴く方が多くてね~。ジャズは少々休憩中。

でも徐々に更新していきます・・・。

2007年3月13日

ドビュッシー:子供の領分


先日、フランス音楽とジャズの奇妙な関係という記事で「子供の領分」の「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」がCMで使用されていると紹介しました。家電だったような・・・、といいましたが、あれは私の間違いです。YKKさんのサッシのCMでした。以下、CMが見られますのでご覧ください。

http://www.ykk.com/japanese/corporate/pr/tvcm.html


しかしドビュッシーの楽曲も不思議ですね。バッハの課題曲は未だ3声シンフォニア3番なのに、それよりも覚えやすいんです。どちらかというと、一つのモチーフやテーマを材料として作られたシンフォニアのほうがシンプルに思えそうなのですが、型にはまらない印象派のこの曲のほうがキャッチーに聴こえる・・・。

また、「グラドゥス・・・」もそうですが、2番の象の子守唄や、最後のゴリヴォーグのケークウォークまでリズムが様々で楽しい曲ばかりです。子供向けの組曲なんですね。でも大人でも充分楽しい内容。これからの譜読が楽しみです。

2007年3月10日

フランス音楽とジャズの奇妙な関係

今度、ピアノの課題曲がドビュッシーの「子供の領分」になりまして、ただいま譜読みの真っ最中なのですが、ここで面白いことを発見しましたのでブログに記したいと思います。(ところでこの組曲の一曲目、最近テレビのCMに起用されてますね。家電製品だったような…。)

子供の領分は6曲から成る組曲ですが、一番最後の「ゴリヴォーグのケークウォーク」が「エンターテイナー」等で有名なラグタイムの音楽にそっくりなんです。A-B-A-C-Dを中心としたラグタイムの構成は違うのですが、ルートとコードを交互に左手で弾くストライド奏法や、シンコペーションのリズムなどがまさにそっくりです。

調べてみると、タイトルにもあるケークウォークとは20世紀の初めにフランスの黒人の間で流行したダンスのことで、これがフランス人女性たちにもウケていたそうです。作曲家のクロード・ドビュッシーはパリの万国博覧会で聴いたガムランや日本の水墨画など海外の芸術を自分の作品に取り入れた国際派です。黒人文化も彼にとって斬新な素材だったのかもしれません。

ではフランス音楽はアフリカ文化の恩恵に授かっているだけかというとそうでもありません。ほぼ同時期にアメリカで流行っていたラグタイムは、やはり黒人文化と西洋音楽の融合体で、その後発展を続け、ルイ・アームストロングらのポリフォニックジャズ、ビッグ・バンド主流のスイング時代、チャーリー・パーカーらを中心としたビバップと形を変えていきます。総じてジャズはフランス音楽の影響を確実に受けていると見られます。その要素の一つが長7度です。

現代では当たり前となったメジャーセブンスコード(CM7、C△7など)は、バロックから古典派やロマン派まではほとんど使われることはありませんでした。長7度とはルートの半音だけ下の音なので不協和音と考えられていたのでしょう。ロマン派になって、フランツ・リストが9度や13度を用いるようになりましたが、長7度が顕著に聴こえるようになったのはサティ、ドビュッシー、ラヴェルなど20世紀の音楽家の作品です。偉大な作曲家は常に新しい音楽を求めて創作し続けましたが、ルートとわずか半音となりの長7度の響きが認められるようになるまではそれなりの時間と段階が必要だったようです。

ジャズの世界でもこの長7度は、特にバラードなどハーモニーを重視した曲に見られます。中でもエロール・ガーナー作曲のミスティは、Look at me〜と歌い出す「me」の音が長7度です。ドビュッシーの「夢」をカヴァーした「Eroll's Reverie」を録音していたことから、フランス音楽を好んでいたのではないかと思われます。その他のスタンダードでも「I Remember You」、「I Can't Get Started」など長7度をメロディに用いた曲はたくさんあります。

そして、ジャズがフランス音楽から受けた最も大きな影響はモードの採用でしょう。ピアニスト、ビル・エバンスによりマイルス・デイビスに紹介・採用され、爆発的に広まったこの技法は、ジャズの地位を単なるエンターテイメントから芸術の域まで押し上げました。その後、ハービー・ハンコックやチック・コリアなどのピアニストたちに受け継がれ、それぞれスタイルを変えながら発展していきます。

また、アメリカのジャズアーティストたちは数多くパリを訪れ録音を残しています。バド・パウエル、ビル・エバンス、オスカー・ピーターソン、マイルス・デイビス、キース・ジャレットなど、名前を上げるときりがありません。

その反対に、フランスも素晴らしいジャズミュージシャンを多数生み出し、ニューヨークへ送り出しています。ステファン・グラッペリをはじめ、ミシェル・ペトルチアーニ、フレンチ・ジャズ・トリオなどがそうです。

20世紀の初めに生まれた音楽は、アメリカとフランスでそれぞれ発展し平行線をたどりながらも、互いに刺激しあっているように思います。もちろんどちらも素晴らしい音楽ですので、今後の展開が楽しみです。

子供の領分、月曜日まで譜読み…。まだ6曲中2曲目…(-_-;)。

2007年3月8日

画像の投稿

携帯電話からの投稿ではサイズが大きすぎたので、直に編集しています。

2007年3月7日

ブロガーモバイル

ブロガーモバイルが自分の携帯電話にも対応したようです!これはテスト投稿として、写真を添付しています。

2007年2月28日

ジャズスタンダード

Willow Weep For Meを追加しました。

前から思っていたのですが、このサイトへのアクセスって「ジャズスタンダード」を検索語にしてくる方多いんですね。その割にはアルバムの追加にばっかり力を入れて、スタンダードはおろそかになっていた気がしないでもありません。

今まではアルバムありきの収録曲でしたが、これからはスタンダードあってのジャズアルバムにしていきたいと思います。

2007年2月27日

音楽理論

音楽理論のページの公開を始めます。


本来なら音楽とは何かというところから始めるべきでしたが、今回はスケールのお話から始めました。今後、順不同になると思いますが必要な情報は後付けしていく予定でおります。



役に立つページにしていくつもりですので、どうぞ閲覧のほどお願いします。

2007年2月25日

PING送信

BLOGGERのPING送信機能は1件にしか送信されないため、BLOGLIKEというサイトのサービスを通じて20のPINGサーバーを登録することができました。

多少でもアクセスアップの手助けになればとおもいますが…。

それよりも内容の充実に力をいれなければ…!頑張ります。

ブルースは神秘的な音楽

ジャズの起源はブルースっていうのは通説ですが、しかしこれほどシンプルで奥の深いスタイルは珍しいと思い少し考察することにしました。

1度、4度、5度の3つのコードのみで構成した12小節の進行を延々と繰り返すブルースは、半世紀以上その原型が変わっていません。この12小節というのが共通のルールであとは曲のテーマもキーも拍子やテンポも自由です。

あるコード進行にまったく違うメロディをのせて新しい曲として発表するという手法は、ビバップ全盛期によく見られました。例えばジョージ・ガーシュインのアイ・ガット・リズムは有名で、オレオやビル・エバンスのファイブに生まれ変わっています。しかしブルースの場合は、原型となるスタンダードがありません。

そもそもブルースの起源はというと、アメリカの南北戦争時代に軍隊が捨てた楽器をアフリカ系アメリカ人が拾って1コードだけでジャムセッションを始めたところともいわれています。それが2コードになり少しずつ増えて12小節になったそうです。

シンプルさが人気の秘訣なのはもちろんですが、ハーモニーもブルースの重要な要素です。先にもあるように、1度、4度、5度の3つのコードのみで構成されているので、どのコードへの移行も音楽理論上スムーズです。また、おもしろいのは、3つのコードすべてをドミナントコードで統一していることです。

ドミナントコードとは、キーの中の5度の音をルート(根音またはベース音)にしたメジャーコードで、クラシック音楽の時代から曲の締めくくりに必要な極めて重要な和音です。特にこのコードに含まれる3度と7度はトライトーンともいい、ジャズの表現技法には欠かせない音です。ブルースのコードば3つすべてにこのトライトーンがあります。しかもこ3のトライトーンはそれぞれ半音ずつずれます。

具体的な例をあげると、キーがCのブルースでは1度がC、4度がF、5度がGですが、それぞれのトライトーンはE-Bb、Eb-A、F-Bです。この半音移動がブルースにより心地よい和音効果を与えます。

作曲家や楽器を演奏する方は経験があるかと思いますが、曲中に現れるアクシデンタル音は不協和音ですが、半音戻して解決することやにより聴き手に安心感を与えます。科学的根拠がないのが残念ですが、音楽史上繰り返されてきたセオリーです。単純にドレミファソラシ〜ときたら次は「ド」というのが西洋音楽では一般的な解釈です。半音上下して解決するのは音楽的に気持いいことなのです。
ブルースにはこの半音解決がたくさん詰まっています。先ほどのトライトーンによる移動も解決の一つですし、#9→3 b9→1 #11→5 or 3 b13→5 などドミナントコードの変化形に現れるエクステンションのほとんどが3和音の要素へ解決します。ブルースのコードがドミナントコードであることが、アドリブの自由度を高め、また可能性を広げているとも言えるでしょう。

ジャズの歴史上ルイ・アームストロングのホットファイブ時代から時が変わり、演奏が変わり、録音技術が変わった今でもブルースといえば12小節の音楽。深く考えると不思議なのですが、そんなことしなくてもいつもかっこいい音楽というのが神秘的に思えた今日この頃でした。

2007年2月21日

グランドピアノは偉大。

昨日はグランドピアノの手入れをしてまして、そのとき改めて感じたのですが、グランドピアノのタッチとは精巧にできたものですね〜。

アップライトピアノよりタッチがいいから音がいいんだと思うんです。どの辺が良いのかというと、ピアニシモの許容範囲です。

アップライトピアノには残念ながらグランドピアノの繊細さを出すことができません。グランドピアノで鍵盤をゆっくり押すと、底につく直前にカックンという抵抗があります。ピアノ調律士はアフタータッチといいます。(余談ですが、シンセサイザーなどで鍵盤を押した後にさらに圧力を加えることで音色に効果を得ることもアフタータッチといいますが、これはまた別のものです。)

これがあるのとないので音量のコントロールのしやすさがぐっと変わるのです。じゃあアップライトピアノにもつければいいじゃん、と思うかもしれません。多分不可能ではないと思います。でもこれを実現すると、そのままピアノの値段はグランドピアノなみに高くなると思います。そこまでアップライトピアノの機能を充実させる需要がないのです。過去にヤマハさんがグランドピアノにしかないソステヌートペダルをアップライトピアノに付けたことがありましたが、しばらくしたらなくなってしまいました(2006年に復活しましたが)。

アップライトピアノとは、もともとグランドピアノを買えない、置けない人にピアノを普及したいという願いから生まれた楽器なので、そこまで高機能でなくてもいいんですね。全く違う楽器なんです。

いや〜グランドピアノって本当に素晴らしいものですね。

2007年2月19日

携帯で作業

多くのブログが携帯電話のメールからの投稿に対応しているようですが、この機能を使うようになってからはサイトの更新にも役立てています。

何か別の作業をしながらメモ書きすることが出来たりして結構便利です。文字入力に手間取ると思っていましたが、考えながら入力出来る利点もあるようです。

PDAがあればもっと効率も上がると思うんですけどね〜。まあそれは内容が充実してから。

2007年2月14日

新しいBlogger

ジャズピアノ研究室ではBloggerを更新記録や日誌、メモの場として「控」室としていますが、これまでは一長一短でした。

良いところはひたすらシンプルなところ。コメントやトラックバックがデフォルトでサイドバーに掲載されていると、レスポンスがないと寂しかったりするので、余計な機能がなくすっきりしているところが好きでした。

それにHTMLを直接編集できる自由度の高さなども良いのですが、少々難しいのが苦労の種です。カテゴリがないのも難点の一つ。この辺はクリボウさんのblogger tipsにかなり助けられましたが…。

新しいbloggerはこれをきれいに解決してくれました。ラベルというカテゴリ分けが出来たり、レイアウトでGUI環境が整ったり。FTPでブログを運営できなくなったことでwww.jazzpianolab.com/biog/のアドレスが消滅しましたが、これはほんのオマケでしたので気にしてません。かなり助かってます。bloggerさん、ありがとう!

2007年2月13日

ジャズと人種問題

最近登録したアルバムにハービー・ハンコックのザ・プリズナーというアルバムがあるが、改めてライナーノーツを読んで驚いた。収録曲のタイトルから何らかのストーリーがあるとは思っていたが、まさかマーティン・ルーサー・キング牧師のことと、当時なかなか改善されなかった人種差別を嘆くものとは…。

しかもハービー・ハンコックの視点が第三者的であるのが素晴らしい(不適切な表現ですみません)。アフリカ系アメリカ人として、キング牧師を倒した凶弾を恨むわけでもなく、ジョン・コルトレーンのようにそのサウンドがマルコムXのような攻撃的なイメージを生むこともない。あくまでアメリカの人種問題を、当事者でありながら客観的にとらえたところがこのアルバムの意義をより重厚なものにしている。

ジャズと人種問題は切り放せない。マイルス・デイビスも若い頃の経験から人種に言及することもあるし、そういったエピソードは多々ある。ジャズピアノ研究室では、なるべくこの問題については触れないようにしてきたが、このザ・プリズナーには胸が熱くなったので本編でも多少触れさせていただいた。

地域、民族、時代、個人など様々な要素が混ざりあって世界の音楽は多様化していると思う。しかしそれは決して肌、目、髪の色によって区別されてはいけない。日本国内ではジャズに限らずスポーツなどでも人種をアイデンティティーとして用いることがあるが、国際社会の現代では見直されるべき点だと思う。

90枚突破!

アルバム登録枚数が90枚を突破した。相変わらず10枚増えたくらいでわざわざブログに書き込むなんてレベルの低いサイトだ。でも将来すごいサイトだと言われるための下積みだ。頑張ろう。

2007年2月10日

YMO RYDEEN 79/07

時代は変わる、キリンラガーは変わるな!

というキャッチコピー。YMOがCM限定で復活している。しかもこのRYDEEN 79/07は携帯やPCサイトで配信、着うたとしてもフルバージョン聴ける。そして1993年4月1日の再生記者会見からおよそ14年。時期的にも近く、特に暖冬の今年は当時の興奮を蘇らせる。

2007年になってもYMOのセンスは抜群だ。まずCMでの衣装やビジュアル面での演出。だだっ広い広野のセットに並ぶのは、1970年代に活躍した往年のアナログシンセ。時代は変わり奏でる音楽も変わりはするが、YMOの本質は変わってないよ、と言わんばかりだ。実際の音色からもそれが伝わってきて、音色的にはノスタルジックな感じもするのに、アレンジは現代的なところが今回のキリンクラシックラガーのコンセプトにマッチしているのではないか。

キリンのサイトにもあったが、細野晴臣、高橋幸弘、坂本龍一の三氏の多忙なスケジュールを合わせるのがこのCM制作の最大の難点だったという。残念ながら再びYMOの再結成にお目にかかれるのは難しいかもしれない。しかし14年前の再生よりさらにテクノロジーが進化している昨今、時代が再び彼等の再来を求めるか、彼等自身がその機会を見極めることに期待したい。

2007年1月30日

LETTER FROM EVANS

数年前、ビル・エバンスの楽譜を探していたときに、エバンスの演奏をハーモニーから分析する「Harmony of Bill Evans」という本を見つけた。興味深い内容だったため買ってみたのだが(同書についてはビル・エバンス研究室を参照)、冒頭にLetter From Evansという言葉が出てくる。最初は意味がわからなかったのだが、後々ウェブ上でそういったニュースレター(公報誌?)があったことがわかった。

LFEの紹介があったのはBILL EVANS JAZZ RESOURCEというサイト。エバンスの生い立ちなどについて紹介があるページだった。そこにLFEの紹介として、掲載された楽譜やインタビューなどの紹介があったので買うことにした。

メールで連絡すると、編集者のウィン・ヒンクル(Win Hinkle)氏から返事が来た。送料など込みで115ドルほどだったと思う。不安もあったが到着を待つこと10日間で到着した。

中を開けてびっくり。コピー用紙に印刷された記事がホチキスで留められた簡単なものだった。同人誌なみの外観に唖然としたが、内容はしっかりしたものだった。大物インタビューや耳コピー譜、アルバムレビューなど当時のファンには嬉しい内容だったろう。エバンスへのトリビュートレターと受け止めても、個人が有志を募って発行し続け、それを購読した人がアメリカ、ヨーロッパを中心に多数存在したことも、ビル・エバンスの影響力をうかがわせる。

残念だったのはwww.billevans.org(外部攻撃被害のため現在はアクセス不可)でヒンクル氏が批判していたオリン・キープニューズ(Orrin Keepnews)氏のインタビューへの対応だ。「ファンマガジンに協力するつもりはない」と突っぱねられたとヒンクル氏はLFEの価値を強調、反論するが、購読者にチック・コリアなど著名な人物がいたことから、本誌が注目を集めていたことは明らかだ。オリン・キープニューズ氏の対応が軽率であったとヒンクル氏に同意したい。

ともあれ、現在はCD-ROMでしか手に入らない貴重なビル・エバンスの資料だ。今後ビル・エバンス研究室では翻訳など認知活動に努めたい。

(現在はビル・エバンス研究室に目次のみ紹介)

2007年1月27日

ピアノ発表会

今日はピアノ発表会。

この教室の発表会はレベルが高い。小学生でもトルコ行進曲やらショパンのワルツやら高度な演奏をバシバシこなす中で、前回は惨敗だった。

そろから2年。僕は練習した。努力した。成長してきた!

でもまわりも同じように成長するんだよね。また一つ勉強になりました(^^ゞ。

で、自分の演奏だけど、今回は冷静に弾けたと思う。緊張して筋肉が縮んでたけど…。その分ピアノの音をよく聴いた。演奏しながら体が緊張してるのもコントロールできていないのもピアノから出る音で解釈したから。

じゃあコントロールできるだろうっていかないのが悲しいけど。これは普段どれくらいピアノに親しんでいるかが顕著に出るところだと思う。

さらに言い訳だが、普段アップライトで練習してると、せっかくグランドを弾いてもアップライトの範囲でしか音が出せないような気がして悲しかった。

いやいや、まだまだこれから。愛の夢が終わって、次は印象派か。どんな曲が課題になるのかな〜。ますますピアノが好きになった日でした(^O^)。

2007年1月20日

レコーディング

昨日からレコーディングスタジオに仕事でピアノの調律に来ている。このスタジオのタバコのにおいとか雰囲気が若かった頃を思い出させるね。

思えば高校生の頃、俺は絶対バンドで食っていくんだ、とか宝島とか読みながら夢に燃えてたけど、こうやって裏方として仕事で現場に入るようになった今、ある意味夢は叶った気がして嬉しいね。

最近娘が生まれてこれからのことを考えると、やっぱりIT業界にでも返り咲いたほうが儲かるし、家族のためにもいいかなと思うけど、今の仕事もせっかく身に付けた技術も捨てるのは惜しいな。

もう少し考えよう。

2007年1月17日

80枚突破!

たかだか80枚くらいでいちいち更新記録をつけるのも大袈裟なのだが、それなりに苦労もあるわけで…。

所有しているCDの3分の1程度しか登録できていないので、いっそ先にアルバム情報だけ全部登録していって、あとから紹介コメントを更新していこうかと考えたが、そうするとコメントのないアルバムのページが安っぽく見えてしまいそうなので地道に更新していくことにした。

さて、次はビル・エバンスのボックスセットを更新して、その後はハービー・ハンコックあたりを攻めようと思っているが、そのためにはマイルス・デイビス・クインテットが欠かせないので、再びマイルスに戻るとしよう。

2007年1月16日

デザイン変更

今までブルー基調だったサイトのデザインを、赤とクリーム色に変更しました。明るいイメージのサイトにしたいと思っていたので…。

今のところアーティストとスタンダードのページについては、現状から変更はありません。

どうでしょうか?これだけでも見やすさアップしてます?

6畳間の音楽

1月27日にピアノの発表会がある。習っている先生は高校の音楽学科で講師を務め、生徒の中には地元でグランプリを取る者もいるほどレベルは高い。2年ほど前にも発表会があったが、自分の直前の小学生が自分より遥かに上手な演奏をして凍りついてしまった。

そのピアノ発表会がまたやってくる。前回の苦い経験に対する恐怖とかはなく、むしろリベンジに燃えているくらいだ。ライバルはあの小学生。もう中2か3年生くらいにはなってるだろう。しかし自分も練習してきた。曲目はリストの愛の夢。全音出版でもA(易)〜F(難)のEにランクされている上級者向けの曲だ。たとえ相手が子供でも容赦しない。二度と立ち上がれないほどに叩きのめしてくれよう。

そして昨夜はピアノレッスン。ピアノ発表会へ向けて重点的に見てもらった。正直最近練習量が少々減っているわりにはうまく出来ていると思ってた。

先生はそれをわかっているのか、よくできていると評価しながら「6畳間の音楽」と名付けた。全体的には悪くない。しかし楽器がなっていない。もっとしっかり音を出して、という。なぜならば本番ではホールで観客を相手に一番遠くまで音を飛ばさなければならない。自宅の部屋で演奏するなら今の音で問題なくとも広い会場になったらそうはいかない、というのだ。

なるほど、ここに来て経験不足が出てしまった。よく出来たなどと納得してはだめだ。もっと上をみないと。早速今日から取り組むぞ。ホールのあの広い空間を意識して、大きく音が響くように…。待ってろよ!小中学生軍団!

2007年1月13日

思ってたより…

Google Analysticによると、昨日のアクセス数は2006年10月のサイト立ち上げから2ヶ月で最高を記録した。思ってたよりアクセス数がアップしているが、思ってたよりGoogle Adsenseの広告収入が入ってこない。考えられるのは2つ。掲載位置が悪いか、サイトの内容そのものに問題があるかだ。

よし、サイト内での導線を見直そう。

2007年1月10日

「売店」オープン…?

Amazonのインスタントストアというサービスがスタートしてからしばらくたつ。ジャズピアノ研究室をすでに立ち上げた後だったので、あえて新規にストアを立ち上げる必要もないだろうと敬遠していた。
しかしこういったツールは早いうちに利用してみるべきだとも思い、このたび試しにインスタントストアを立ち上げてみた。

当初ニュースでは、ネットショッピング大手のAmazonがこのようなサービスを始めることは、他のショッピングサイトやアフィリエイトサイトにとって脅威になるとも報道された。書籍から始まり、CD、DVD、おもちゃ、エレクトロニクスなど分野を広げてきたAmazonは、現在では立派なショッピングセンターである。しかも海外から参入してきた企業なので、品揃えも最初から豊富だ。他のショッピングサイトで扱いのないマニアックな洋書や音楽がズラリと並んでいる。アソシエイトプログラムの段階でも十分に活用出来るサービスなのに、それがインスタントストアとなって独立したサイトになったらどうなるのだろう?

正直言って驚いた。デザインは色の設定程度なのでまだ自由度が少ないが、内容は素晴らしい。思わずジャズピアノ研究室がいらないのではないかと思ってしまったほどだ。
CDについていえば、リストの中の一枚をクリックするとジャケット、タイトル、アーティスト、曲目、ユーザーレビューと必要な情報が一通り掲載されている。それだけで十分なくらいだ。

しかしジャズピアノ研究室の利点はデータベースであることとWIKIを使用して辞典を目指すことにあるので、このインスタントストアはとりあえず「売店」としてみた。カテゴリ分類もできるので季節やイベント、テーマごとの特集ページにするなんて方法もある。その都度HTMLを作成し、リンクを貼ったりする手間がないのも魅力だ。

結局、最初敬遠したサービスがサイトに新たな風を送ってくれた格好になった。なんでも試してみるものである。

2007年1月9日

このサイトについて

「このサイトについて」のページを更新しました。コンテンツのルールの部分に書き足しましたので、参考にしてください。

http://www.jazzpianolab.com/about.html#contents

2007年1月7日

感動した言葉

1月3日に愛のエプロンという番組に石原軍団がゲスト出演していて、渡哲也が男らしさの条件を教えてくれた。

男らしさの条件とは、いかなるときにも責任をとって謝れることだ。

深い。
厳しい。
何よりもしびれる…。

なんともいい言葉です。俺、渡さんについていくことに決めました。この言葉に媚るという意味が感じられないことが素晴らしい。なんでも受け止めてやろう。ドンと来い!という心構えが伝わってきます。

包容力。寛大さ。
自分もそうでありたいな。

2007年1月2日

正月も更新

新年早々サイトのアップデートをした。アーティストはRed GarlandとKeith Jarrettを、アルバムは同じくKeith Jarrettのカーネギー・ホール・コンサートを追加した。大掃除しながらCD聴いた甲斐があったというものだ。

次はベニー・グリーンのアルバムの登録を始めよう。

2007年1月1日

AMAZONアソシエイトプログラム

ジャズピアノ研究室設立の目的の一つにアフィリエイトがあるとサイトの紹介ページに書いている。将来は各アルバムの詳細ページからAmazonの商品ページへジャンプするよう設定していく予定だが、それは登録アルバムがもう少し増えてからすることにして、更新にいそしんでいきたい。

現在、サイトの右サイドバーにはGoogleAdSenseが、左サイドバーにはAmazonの広告、「Amazonおまかせリンク」が掲載されているが、これらはそのページの内容から表示する広告を選んでくれる。たとえば、マイルス・デイビスのアルバムのページなら、マイルス・デイビスのアルバムが5枚ほど表示されるといった具合だ。

ジャズピアノ研究室のサーバーの仕様かリンクがベータ版であるからか、残念ながら表示までの時間が長い。WIKIにも当初掲載してみたが、あまりの遅さにユーザーがウィンドウを閉じかねないと思って削除した。

ともあれ、内容はよいプログラムなので、速度の問題を改善しいちはやく本格版になって欲しい。

2006年12月30日

WIKIとデータベース

サイト内でのアーティストとジャズスタンダードの解説部門にツールとしてWIKIの導入を進行中だが、機能を調査するにつれてそれぞれの都合不都合が浮かび上がって来た。

まずWIKIはデータ内をブラウズするには持ってこいだ。解説文中の任意のトピックをクリックするだけで簡単にジャンプ出来る。調べながら不明な点を解決していけるのが嬉しい。ただしデータの加工に限界がある。並び替えや絞り込みが出来ない。

データベースはその逆だ。統計をとるなどの用法には持ってこいだが、読み物を作るという点ではWIKIには劣る。

それぞれの特性を活かし、アルバムの紹介はデータベースにて、アーティスト、スタンダードの紹介などはWIKIを使用する方向で作業を進めるが、時間はかなりかかりそうだ。
それよりも内容を充実させなければ…。

2006年12月24日

日本一のMETALの魂

ジャズピアノ研究室(http://www.jazzpianolab.com)の制作着手への引き金となったサイトのひとつに日本一のMETALの魂(http://park18.wakwak.com/~waltari/index.html)がありました。CDレビューサイトとしてのクオリティの高さにほれ込んで、半ばパクリではないかというほどの酷似さで作ってきた部分もありました。しかしそれではいけないとリンクを貼ったりお礼分を掲載した上で、先日遂に先方に連絡を入れました。

こちらはジャズ、先方はヘヴィメタルということで競合の心配はないとの予想どおり、どうやら快く受け入れてくれたようでした。もともとAmigoDatabase(http://www.cgi-amigo.com/)というデータベースCGIを利用しているところを見つけて勉強させていただいたので、今後意見交換などできたら互いのサイトの発展になりそうで楽しみです。

ジャズピアノ研究室ではすべてのページの最下部にリンクがあるので、特にハードロックファンの方、一度訪れてみてください。素晴らしいサイトです。

2006年12月20日

このサイトについて

以前よりサイトのヘッダー部分にタイトルだけ載せていた「このサイトについて」のページを掲載しました。サイトのあらましなどを紹介します。

米ジャズジャーナリストとの提携

ジャズピアノ研究室は12月19日火曜日、アメリカのジャズライターのスコット・ヤナウ氏と、アーティストバイオグラフィの翻訳と掲載の了解を得ました。これによりジャズピアノ研究室はヤナウ氏が執筆したアーティストバイオグラフィやCDレビューを翻訳し、直接同サイトに掲載します。

2006年12月19日

アルバム登録数70枚突破!

ジャズピアノ研究室に登録されたアルバムの枚数が70枚を突破しました!
とはいえまだコレクションの極一部だし、普通CDのデータベースと言えば最低1000枚くらいは掲載していないとデータとれないからまだまだですけどね。
これからはアルバムもアーティストもスタンダードもまんべんなく追加していきたいです。
http://www.jazzpianolab.com/

2006年12月18日

今日のお客様

今日のお客様はびびった。

一見普通のおばちゃん。スーパーあたりで食材勝手そうなおばちゃん。ジージャンにジーパンで、靴も何のブランドでもないスニーカーで来店。

ああ、きっと子供のピアノを物色にきたんだろうな、程度に思っていた。

トゥルルルル・・・

と下降半音階を弾く。指の動きも見ればどのくらい弾いているかは分かる。少なくとも経験者、未経験者くらいは。

でも気になったのがピアノの音について好みを言うのだ。へえ、自分の好きな音とか分かるんだ。音楽好きなのかもな。と思って「どうぞ思いっきり弾いてください」と椅子をピアノの前においてみた。「それじゃ、ちょっと」と弾いてみるオバチャマ。

どひぇ~。

バリウマやんけ。指の動きこそ危なっかしく見えるけど、いきなりサテンドール弾きよった!!半音階利用してコード進行にぴたりはまってるやんけ。オバちゃ ん、やるな。ファンキーだな。マジびっくりしたよ。おお。次は「煙が目にしみる」かい。そのメロディーが俺のハートにしみるぜ。おいおい、左手跳躍かぁ ~。絶対トーシロじゃねーな。

しかし聞いても聞いても素性は教えてくれない。絶対この容姿からしてかなり年季の入ったピアニストだな。もしかしたら専門は歌かも知れない。でもすごいな。
何とか頼み込んで名前だけは聞けた。入ってきたときは買ってくれそうに見えなかったからため息ついちゃいそうだったけど、出て行くときは土下座寸前だった。

人は見た目で判断してはいけない・・・。

2006年12月16日

解説とは難しい。

ジャズアルバムを紹介するサイトであるからメインのコンテンツはテキストによる表現になるのだが、書けば書くほど語彙の足りなさを痛感する。逆を言えば、資料としてライナーノーツを読めば読むほどライターの言葉の豊富さが勉強になる。

一口で言ってしまえばジャズファンにとってジャズは「いい音楽」なのであって、グッドとかナイスのようなポジティブな言葉で表してしまえば完結してしまうのだが、サイトとして多量のアルバムを紹介するならそうはいかない。あらゆる単語を駆使して文を組み立てながらその音楽の良さを証明する要素を集めていかなければならないのだ。

と、屁理屈を述べるのはここまでにして、ではどんな解説が良いのだろうかと常日頃から考えるのだが、その条件として

1.客観的である → やたら個人の主張を反映させない
2.裏付けがある → 演奏の中にある音楽的要素を列挙することで証拠を突きつける

が現在あがってる。

音楽とはスポーツや学力テストのように目に見える結果というものがない。スターウォーズのジョージ.ルーカスも言っていたが、「良い」「悪い」はその人の見方であり、たとえある者に良く見えても他人からは悪いこともあるのだ。芸術、政治、宗教などはその典型で、どうやっても万人を満足させられる個はない。だからみんな四苦八苦してその良さを伝えようとするのだが、ウェブ上でこれを展開するにはやはり豊富な言葉や表現力に尽きるのである。

まだ思考段階のことなのでここで区切るが、当研究室でもジャズの良さを伝えるには苦労している、と書きたかったのである(^^ゞ。

2006年12月12日

グランドピアニスト

6分の1スケールのグランドピアノが来年発売されると聞いてネットで調べてみた。

なんでも本物のピアノと同じ仕様で自動演奏の機能まで付いているらしい。以前にもディスク入れ替え式のオルゴールを見たことはあったが、これは88鍵盤ではなかったし、全部の鍵盤が連動するわけでもなかった。しかし今回は自動演奏するピアノで自分で演奏することもできる…。いったいどんな仕掛けなんだろう、調律とかどうやってするのかな、ひょっとしたら狂わないなんてことあるのかな、などとドキドキしながら検索してみた。そしたら…

な〜んだ。

電子ピアノか。サイズを凝縮したグランド型電子ピアノね。それなら納得。
でもプリセットで100入っていで、スロットカード使うともっと色々な曲を演奏できるのか。すごいな。メーカーはセガトーイで価格は4万円弱。アイボよりも安くコンパクトなピアノを楽しめるわけね。悪くないじゃん。椅子がついてたり、蝶番とかもなかなか芸がこまかいね。これなら大人が遊ぶにはいいかも。

でも真面目に考えて、6分の1スケールのグランドピアノがアコースティックであったら重量も6分の1…50kg以上はあるのか。そんなもの世に出たら30万円でも安いかも。ちょっと早とちりでした(^^ゞ。

http://www.grand-pianist.com/

2006年12月11日

WEBにブログを埋め込む

以前より計画、進行、悪戦苦闘中だったブログ記事見出しをウェブに転載する方法をやっと解決した。XMLとかXSLとかいろいろ勉強したが、結局はCGIひとつで難なくクリアできた。
うまいもの作る人がいるものですね。

しかしフィードとかシンジケーションとか転載、掲載などいろいろ検索に言葉を使ってみたけど「埋め込み」は思いつかなかったな。今までの苦労が音を立てて崩れたようでした(^^ゞ。

2006年12月4日

xmlとxsl

新しい技術が進化するとユーザーの利便性がアップするのは良いことなんだが、開発にとっては競争社会の中で誰よりも早くその技術をマスターしないとお金にならない、乗り遅れられないっていうのは大変なことだ。

今回このブログの最新記事をデータベースサイトに掲載させようと、自分にとっては新しいRSS、xml、xslなどを研究中だが、常に革新的でいるためにモチベーションや好奇心を保ち続けるのは大変だなあと痛感した。

RSSなどはよく耳にするが、ウェブ上でアイコンをクリックするとHTMLのようなソースコードが出るだけでさっぱりわからないし、XMLなども意味不明なタグがならんでいてちんぷんかんぷんというのが第一印象だった。

しかしよ〜く読めばたいして難しいことではないのだ。なんだ、xmlが生ログみたいなもので、xslスタイルシートで抽出するのね。SSIみたいなもんじゃん、みたいな。(話はそれるがこれらを解説する奴らの表現が悪い。翻訳が直訳すぎるんだよっ。)

なんとか技術にはついて行けそうなのだが、こういった新技術をまのあたりにして躊躇してしまうのは年齢のせいかと思わざるをえない。だってニンテンドーDSやプレステ3なんて(実は2ですら)触ったことないし、たぶんiPodも使いこなせないと思うよ。

恐るべしIT技術。頑張らねば時代の礎にもなれないまま終わってしまう…。