先日、フランス音楽とジャズの奇妙な関係という記事で「子供の領分」の「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」がCMで使用されていると紹介しました。家電だったような・・・、といいましたが、あれは私の間違いです。YKKさんのサッシのCMでした。以下、CMが見られますのでご覧ください。
http://www.ykk.com/japanese/corporate/pr/tvcm.html
しかしドビュッシーの楽曲も不思議ですね。バッハの課題曲は未だ3声のシンフォニア3番なのに、それよりも覚えやすいんです。どちらかというと、一つのモチーフやテーマを材料として作られたシンフォニアのほうがシンプルに思えそうなのですが、型にはまらない印象派のこの曲のほうがキャッチーに聴こえる・・・。
また、「グラドゥス・・・」もそうですが、2番の象の子守唄や、最後のゴリヴォーグのケークウォークまでリズムが様々で楽しい曲ばかりです。子供向けの組曲なんですね。でも大人でも充分楽しい内容。これからの譜読が楽しみです。
2007年3月13日
ドビュッシー:子供の領分
投稿者 Unknown 時刻: 1:17 午前
ラベル: ピアニストになりたい
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